外貨建てMMFというのは、外国の国債や公社債などを組み合わせて運用される、外貨建ての投資信託です。
投資会社が、格付けが高い短期の外貨建て国債などに投資して得た利益を投資家に分配金として還元します。
国債は、国が債権を発行して借金をするものですから、貸したお金より返済金額が少なくなる「元本割れ」がめったに起こりません。
外貨建てMMFは元本割れの可能性はゼロではありませんが、預金の代わりに運用している人もいるほど安全性の高い商品と言えます。
ただし、元本保証はありません。
外貨建てMMFには、さまざまなメリットがあります。
まず、外貨預金よりもさらに高い利息が受け取れることです。
外貨預金の場合、金利は固定金利が適用されますが、外貨建てMMFの場合は、金利が上昇したときには、より多くの利息が受けとれるのです。
またlヵ月ごとに分配金(利息相当分)が還元されます。この利息は複利運用(元本+利息=新たな元本)されることも大きなメリットです。
利息が元本にプラスされ新たな利息を生むのですから「利息に利息がつく」状態なのです。
さらに外貨建てMMFから手に入れた為替差益には税金がかからないというメリットもあります(※ただし分配金は課税対象です)。
外貨預金の利息にかかる所得税や住民税を考えるとよりお金が殖やせるチャンスがあるといえます。
このほかにも手数料が安い点、預金期限がなく出し入れが自由な点などのメリットがあります。
外貨建てMMFは手数料も安く、出し入れ自由で為替差益を狙いやすく、儲けがでやすい商品です。
外貨投資初心者に最適な金融商品として紹介されることが多いのはそのためでしょう。
このように大きなメリットのある外貨建てMMFですが、デメリットもあります。
取り扱っている通貨の種類が少ないという点です。
米ドル、ユーロ、豪ドルがほとんどで、それ以外の通貨のとり扱い機関は限られています。
また、外資建てMMFのメリットに、預金よりも高い利息を受けとることができる点がありました。
これは、変動金利だからこそのメリットですが、そのシステムが逆にデメリットになる場合があります。
金利が下がった場合は、そのぶん利息が減ってしまうのです。
さらに、外貨建てMMFは外貨での出し入れができません。
例えば、購入したドルを、ドルのまま引きだして使うことはできないのです。円に替えますから、当然、手数料が発生します。
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