スワップポイントとは、2国通貨間の金利差によって生じる、金利損益のようなものです。スワップ金利ともいいます。
高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売ると、スワップポイントが受け取れます。逆に、高金利の通貨を売り、低金利の通貨を買って持っていると、スワップポイントを支払うことになります。
代表的な高金利の通貨はポンド、豪ドル、NZドル、南アフリカランドなどで、低金利の通貨は日本円(!)、スイスフランなどです。
たとえば、外貨預金に預金金利がつくように、現在金利の低い日本円で金利の高い米ドルを買った場合、米ドル金利と日本円金利の差し引きがスワップポイントとして、日々口座に反映されます。
このスワップポイントはポジションを持っている間、毎日ポジション保有者の口座へ加減算されます。
スワップポイントは金利の動きに合わせて変動するものです。 取り扱い業者によっても金額は変わってきます。
日本円を売った場合、固定額ではありませんが、プラスのスワップポイントが毎日つくことになります。
スワップポイントは土日を含む、365日発生するものですから、ポジションの保有日数がながいほど、多くのスワップポイントを受け取ることが出来ます。
次に、ロールオーバーについてです。
外為取引をした場合、たとえば日本円で米ドルを買った場合を想定しましょう。
本来であれば、他の商行為同様、現物である米ドルの引き渡しは米ドルを買い入れた当日であるべきです。
ですが外為の慣習として、2営業日後が決済日(バリューデート)となり、米ドルの受渡しは2営業日後に行われます。
この受渡日を繰り延べし、ロールオーバータイムを越えて、簡単にいえば日をまたいで米ドルを持つことをロールオーバーといい、ロールオーバータイムを越えた時点でスワップポイントは発生します。
逆に言うと、米ドルを買ってロールオーバータイムを越えることなく、売りの決済を約定するとスワップポイントは発生しません。
ロールオーバータイムはFX業者によって設定が違いますが、多くが朝の6時7時の場合が多いようです。
通常、金融取引には決済日が付き物ですが、FXはロールオーバー方式をとるため決済期限がありません。これはFX特有の制度といわれています
ですから含み損が発生しても、「損だけは絶対に嫌。決済するのは絶対にプラスでなければ」と堅く心に決めているのであれば、資金に余裕がある限りそのポジションを持ち続けることが出来ます。
決済しない限り、損も得も確定しませんので、ある意味絶対に損金が出さないこともできるシステムといえます。
もっとも、その含み損分が証拠金を圧迫し、他の投資に振り分けられるはずの機会費用の損失を考えると、多額の場合はいかがなものかと思いますが・・・。
ところで、水曜日に取引を行うと3日分のスワップポイントが貰えます。2営業日後は土日を挟むので実質3日分のスワップポイントが利益として得られるのです。水曜の朝の取引は、ロールオーバータイム直前・直後にスワップポイント狙いの取引が増えるそうですよ。
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